漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
石川県出身17歳の少年が遠洋マグロ漁船で旅立ちました!
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    1年半前、当時高校1年生だった彼は、お父さんとマグロ漁船見学に気仙沼へやってきました。

    高校を辞めて、遠洋マグロ漁船に乗りたいという。

    ヤル気はあるように見えましたが、おとなしく

    自分の口から何も語ろうとせず私の話にうなづくだけ。

    何か話させても、声が小さく聞き取れない。

    なにせ16歳だもの仕方がありません。

     

    でも、彼が飛び込むのは大人の世界。

    しかも、その中でも厳しいとされる「遠洋マグロ漁船」

    学校だったら許されるかもしれませんが、大人の世界ではまったく通用しません。

    私は厳しく突き放しました。

    「遠洋マグロ漁船は、あなたの来るところではありません!」

    「石川に戻って、高校生活を送りなさい!」

     

    そこから今までの間、それこそ1年半もの間。

    私が参加する漁業就業支援フェアをインターネットで確認し、その会場に追いかけて来ては

    「マグロ漁船に乗りたい!」という思いを私に訴えてきた。

     

    さすがに福岡会場まで長距離バスを乗り継いで1人で来た時には根負けしましたね(笑)

    石川県から福岡県まで来てもらったのに、面談時間わずか5分!

    「わかった、わかった」

    「俺の負けだよ」

    「お前には話すべき事は十分話したから、これ以上話すことはないよ」

    「お前の力になるよ。後から電話する」

     

    これだけでした(笑)

     

    乗船前の実技研修も終え、ようやくこの日を迎えることとなりました。

     

     

    出港の日はかなり気温も低く、凍てついた空気がトゲのように突き刺さりますが

    それを和らげるかのように太陽は懸命に照らしてくれています。

    過酷な現場で懸命に頑張る彼の姿を象徴するかのような空模様。

     

     

    船主協会からも、大漁を願ったお祝いを彼に渡します。

     

     

    今航海の安全と大漁を願う祝杯。

     

     

    ここまで来ると、みんなの気持ちが一気に高ぶります!

    漁師スイッチオンです!!!

     

     

     

    何だか、船もこれから始まる航海を前に、少し緊張しているようにも見えます。

     

     

    陽気なインドネシア船員は緊張を和らげてくれます!

     

     

    船と陸とを結ぶ歩み板が外され、いよいよスタートです!

     

     

     

     

    出港準備Ok!!!

    船が動き出します!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    いつものことながら、動き出せば、一瞬で小さくなっていきます。

    弱冠17歳。

    自宅から高校に通い、親にわがままを言っていればいいものを

    なぜに自ら過酷な現場へと足を向けるのか。

     

    水平線の先にある世界に思いを馳せ、そのワクワクを抑えきれなかったのです。

     

    その世界が、彼の最高の居場所になることを心から祈るとともに

    我々もしっかりとサポートをしなければならないと思いを新たにする。

     

    ともに頑張ろう!!

     

     

    失敗したらどうしようと考えた瞬間から、失敗に向かって進んでいる。

    中谷彰宏
    (著述家・プランナー、1959〜)

     

     

    失敗から学ぶことは山ほどある。

    失敗は大きなチャンスでしかない!

    命をとられる訳じゃない。

    思いっきりぶつかって行け!!

     

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    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 15:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
    航海から戻ってくる若手船員、出港する若手船員
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      去る1月13日、午前8時に1隻の遠洋マグロ延縄漁船が入港してきました。

      巨体をゆっくりと旋回させ、港に近づいてきます。

      10か月もの間、時化の日も凪の日もフル稼働で突っ走ってきた船。

      人間でいうと、足腰がもうガクガクで、真っ直ぐに走れず、ヨロヨロとゴールしてくるような

      そんな感じに見えます。

      そして

      乗っている乗組員と船の「やっと帰ってきた〜〜!」という心の声がしっかりと聞こえてきそうな

      そんな雰囲気があります。

       

       

      入港をサポートする業者さん方の動きも一気に慌ただしくなります。

       

       

       

       

       

      朝日を浴びる船は、とてもカッコいいですね!

       

       

       

      船が港に衝突しないように、皆で船を押しながら着岸させます。

      無事に入港を終え、歩み板が設置されると

      まったく違う次元で生活してきた船と陸が、ようやく繋がったように見えます。

       

       

       

      2航海目を終えた若手船員も、元気な顔を見せてくれました!

       

      今日はそのまま岩手県の実家に帰るとの事で、後日ゆっくりと話す約束をしました!

      どんな話が聞けるでしょうか!?

       

      入港を見届け、事務所(船主協会)にいったん戻り

      続いて、近海マグロ漁船の出港を見送りに行きました。

       

      2年目と1年目の若手船員2人を見送りに港へ出かけました。

       

       

       

       

      バカみたいな(笑)たわいもない話しに華が咲き

      アッと言う間に、出港時間が近づいてきました。

       

      2人はさっそくスタンバイに入ります。

       

       

       

      さぁ、30日の航海に出発です!

       

       

      2年目のT君は奥さんと子供がいる妻帯者。

      出港の見送りをする奥さんに「頑張って来るよ!」って手を振ります。

       

       

       

       

      さぁ、一気に漁場へと向かいます!

       

       

       

       

       

      何度も言いますが、船は動いてしまえば一瞬で見えなくなります。

      怪我のないように、頑張って欲しい。

      ただそれだけです。

       

       

      見送る港の向かいには4日後に出港する遠洋マグロ延縄漁船。

      この船で1年航海に挑む17歳の少年を見送る予定になってます。

      彼へのお祝いの品を用意し、その日を待つことにしましょう。

       

       

       

      今から20年後、君は「やったこと」よりも「やらなかったこと」にずっと後悔することだろう。

      さあ、もやいを解き放て! 安全な港から船を出せ! 探検せよ、夢を抱け、発見せよ!

      マーク・トウェイン

       

       

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      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
      連載企画 第29回「海の男にあこがれて」
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        毎月、三陸新報に連載しております「海の男にあこがれて〜新人漁船乗船記」の第29回目の登場です。

         

        今回の彼は、青森県の大間町出身の26歳。

        海上自衛隊から遠洋マグロ延縄漁船の門を叩いてきました!

         

        なかなかクールな彼ですが、寡黙な姿に好感がもてます。

        彼の想いを追っていきたいと思います。

         

         

        私が育った町は漁業が中心の街です。

        子供の頃から浜の仕事を手伝ったり、遊ぶ場所も浜だったりと

        海が生活の一部でした。

        そんな環境でしたので、私も将来は漁師になるものだと思っていました。

        しかし、現実は甘くなかったです。

        漁師は収入が不安定であり、博打だと聞いていました。

        親に反対され、私は自衛隊に入隊しました。

        船に興味があり、海上自衛隊に約7年勤務していました。

        このまま自衛隊で一生を終えるものと思っていましたが

        あることをきっかけに漁師になろうと思いました。

        マグロ漁師をめざして「遠洋マグロ延縄漁船」に乗船しました。

        実際に操業してみて、この仕事は体力と根性と強い精神力が必要だと感じました。

        操業場所によっては暑い、寒い、時化、そして睡眠不足です。

        魚が揚がれば仕事は忙しくなり、寝る時間は短くなりますが、水揚げ高があがれば給料が増える。

        そう思うと疲れなど忘れる事が度々ありました。

        いつも大漁という訳ではありませんでした。

        自然を相手にする仕事だけに苦労はいっぱいですが、少しでも多く水揚げできるように

        仕事に励んでいきたいです。

         

        以上

         

         

        遠洋マグロ延縄漁船に乗り、インド洋を巡り、そして間もなく気仙沼に戻ってきます。

        どんな顔して戻ってくるのでしょうか、私の顔を見ての第一声は何でしょうか。

        楽しみなような、不安なような複雑な気持ちです。

         

        大間のマグロ船を見て育ち、遠洋の世界はどんなふうに見えたのでしょうか。

        1年の長期航海で彼は何を感じ、成長してきたのでしょうか。

         

        これは会ってからじゃないと分かりませんね。

        やっぱり入港してくるのを「楽しみ」に待ちたいと思います。

         

         

        人のために何かしてごらん。
        返ってくる「ありがとう」が生きる力になるよ。

        水谷 修
        (児童福祉運動家、教育評論家、元教師、夜回り先生、1956〜)

         

         

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        | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
        遠洋マグロ漁船で3航海目に挑む!
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          福岡県出身、20歳の青年が3航海目に挑むため

          年明け早々に気仙沼入りしてきました!

           

          今回は休暇が長めだったこともあり、三度目の一年航海となると

          そうとう気合を入れてきたのではないかと思います。

          正月休みで、地元の友人たちも休暇を謳歌しているところに来たのですから

          二十歳という年齢を考えると、色んな意味で後ろ髪を引かれる思いだったと想像する。

           

          でも、彼は将来を見据え、しっかりと前を向いて

          気仙沼の地に来たのでしょう。

           

          我々としても二十歳の青年が少しでも働きやすい環境を整えられるよう

          がんばっていかなければなりません。

           

           

          そして1月6日、出港の日がきました。

          船はしっかりと整備され、キレイにペイントされ

          その凛々しいたたずまいに強い勇ましさを感じます。

           

           

          この日はとても天気は良かったものの、風がとても寒く

          ぶるぶる震えながらの見送りとなりました。

           

          若手船員Kくんとも話しました。

          少ない言葉からも、これらの思いや不安みたいなものを感じとれますが

          「やるしかない」という重い決意が伝わってきます。

           

           

          時計の針は出港時間を刻もうと進んでいきます。

          出港していく本人もさることながら、見送る我々も何とも言いようのない気持ちでいっぱいになる。

           

           

          見送り人から五色のテープが集められます。

           

           

           

          見送り人と船がテープで繋がれ、いよいよ出港です!!

           

           

          船がいよいよ動き出しました。

          見送り人は手に持つ福来旗(フライキ)を船めがけて懸命に振ります!

           

           

           

          船は一度動き出したら一瞬です。

          見る見るうちに離れていきます。

           

           

           

           

           

           

           

          行ってしまった〜〜!

          がんばれよ〜!

          でも、あんまり無理するなよ!!!

          怪我だけには注意して、前向きに洋上生活を送って欲しいと願うばかり。

          軽くは言えないけれど、1年後に笑顔で会いたいです。

           

          あなたが洋上でがんばる姿が

          気仙沼の未来であり、マグロ漁業の未来です。

          漁船漁業界そのものは、若いあなた達の頑張りがあってこそ。

          「ありがとう」という言葉しかでてきません。

           

          どんな困難に直面しようとも、誰にも負けない努力を重ね

          いつも明るく前向きな気持ちで懸命に働き続けることで

          人生は必ずや豊かで実りの多いものになる。
          稲盛和夫
          (実業家、京セラ・第二電電[現KDDI]創業者、1932〜)

           

           

           

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          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          水産経済新聞に掲載されました!
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            業界全国紙の水産経済新聞(1月5日付)の3面に渡る新春企画「人が足りない」に

            我々の活動も取り上げていただきました!

            水産物供給の三大要素「船・人・資源」のうちの「人」に焦点を当てた大きな企画です。

             

             

             

             

            一昨年秋、気仙沼で遠洋・近海マグロ漁船等へ船員をあっ旋する宮城県北部船主協会に

            カツオ一本釣り漁船員を目指す若者の問い合わせが、数多く寄せられた。

            テレビの影響が大きかったようだが、気仙沼市に遠洋カツオ釣り会社は、カネシメイチ1社・2隻のみ。

            必然的に受け入れ先は同社へ回った。

             

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            ■大挙した乗船希望者 テレビを見ながら即時就活

             

            昨年11月に、NHKで遠洋カツオ一本釣り漁船のドキュメンタリー番組が放送されると

            船主協会へ乗船希望の相談が殺到した。

            螢ネシメイチが希望した2人の採用枠に対し、6人が応募。

            結果的に4人を雇用した。

            異例の大量採用。

            「書類選考で乗船希望者を落としたのは初めて」とカネシメイチの小山克郎常務は当時を振り返る。

            テレビの影響は大きい。船員募集の情報を発信する船主協会のブログ「漁船員(漁師)になろう!」

            を運営する吉田鶴男事務局長は、テレビでカツオマグロ漁業の特集されると事前に分かれば

            「マグロ漁船」「カツオ漁船」「求人」「募集」など、検索されやすいキーワードを散りばめた情報でブログを更新しておくと話す。

             

            ■ネット検索ゼロ会社 ネット未掲載の不安

             

            「今の人は疑問に思ったらすぐネット検索する。テレビの放送直後から(同ブログへの)閲覧数はケタ違いに伸びた」

            と吉田事務局長はアクセス解析の結果を解説する。

            ドキュメンタリー番組の主役は気仙沼船籍の船ではない。

            水揚げ港として気仙沼が多く登場しただけだ。

            ただ、「気仙沼」「遠洋カツオ一本釣り」「船員募集」などの言葉で検索すると

            船主協会ブログが上位を独占する。

            「どこに尋ね、どう道筋をたどれば乗組員になれるか」を知りたい未経験者は

            こうした情報が更新されている同ブログへ自然と吸い込まれていく。

            ここ数年は、カツオマグロ漁業を特集するテレビ番組が増えている。

            釣り好きな人にカツオ一本釣りは、ある意味で究極の仕事ともいえ、全国の潜在的な就業希望者を確実に刺激している。

            検索しても情報のない会社への就業は、未経験者や漁村に住まない人に困難と感じる時代だ。

            今回は発信を続けている船主協会を介して、カネシメイチへ有意に働いたが、現在の社会環境で当然の結果とも言える。

             

             

            ■好転は偶然か、必然か

             

            こうした想定外だけでなく、カネシメイチの日本人船員の平均年齢は35歳ぐらいだという。

            ただ、5年ほど前までは50〜60歳代の船員が大半を占めていた。

            急激な若返りについて小山常務は「タイミングよく若手に仕事を預けられたことが大きい」と話す。

            合わせて吉田事務局長は、お金以上に「『自分がこの船に必要だ』と思える環境が大切」と見方を示す。

            遠洋カツオ一本釣り船は長くて50日、三陸沖漁場ならば最短2週間で一航海を終える。

            遠洋漁業だが帰港する回数は多い。

            「『いてもいなくても同じ』と気がめいったタイミングで帰れてしまうと、小さな理由を探して辞めがちになる」(吉田事務局長)

             

            ■必要と思える環境を

             

            カネシメイチの船は高齢の船頭が船を降り、40歳代の船頭が誕生して以降、船長、機関長、甲板長も徐々に若手へ更新された。

            船長の1人、畠山氏は18歳で船に乗り、21歳で海技士免状を取得。

            ちょうど船長に空きができ、23歳の最短ルートで現職。2年が過ぎた。

            「役が人を作る」の言葉通り、若いうちに幹部船員になれば船への貢献を実感でき、下船の考えが進む。

            年の近い新人とも話が合い、仮に彼らの士気が下がっても、兄のような船の先輩の「もう少しがんばれよ」が

            引き留めに高い効果を示す。

            そうこうしている間に新人も乗船履歴が積み重ねられ、有資格者になる好循環が生まれた。

            今年度採用した4人の新人には、3日間の研修を設けた。

            船内で仕事の手順を学び、自分の竿や針を作る。

            先輩船員にとっても、事前に新人と顔を合わせることで安堵感が生まれ、あとの作業環境を円滑にしたいという。

            「機関部はまだ十分とは言えないが、甲板部で人の心配はなくなってきた」と小山常務は話す。

            ただ、遠洋カツオ一本釣り漁業全体では、満足とは言い難い。

            産業を維持するには最低限の隻数が必須で、乗組員不足を理由に出漁できない事態は

            是が非でも避けたい。

            「仮に弊社の船を降りたとしても、せめて一本釣り業界の中で残って欲しい」と、切実に語った。

             

            (1月5日付水産経済新聞抜粋)

             

            記事中にもありますが、カツオ一本釣り漁船は、釣好きの未経験者には究極の仕事だと思っている。

            釣りが好きで好きで、暇さえあれば竿を持って海に向かう人は全国的に多い。

            釣りをしながら考えている人も多いと思う。

            「釣りを仕事にして生活できないかな」

             

            釣りのだいご味はやはり「引き」だろう。

            強い引きはイコール魚との闘い。釣り上げた時は「勝負に勝った」という感覚に似てると思う。

            手軽な魚との勝負や特定の魚にある独自の引きを楽しむ釣りファンも多い中で

            もっと大きな魚を釣りたい、大きな魚のひきを体験してみたいという欲求をもっている釣りファンも多いはず。

             

            このような釣りファンに向けた募集の切り口が「遠洋カツオ一本釣り漁船=究極の釣り」

            カネシメイチさんであっても、最初はこの切り口に抵抗を示していた。

            お気楽な海釣りと、命を賭けたカツオ一本釣りを一緒にして欲しくないという意味だと思う。

             

            しかし、他の仕事もそうだと思う。

            極端な例で例えると、ある若者が小学校の頃の学芸会で演劇に目覚め、高校進学時には演劇部に所属

            卒業後にプロを目指したとします。

            プロの役者は高校の演劇部と我々を一緒にするな!とは言うものの門はきちんと開いてある。

            プロの役者も元々は素人で、演劇に魅力を感じて夢を馳せ、ワクワクしていた頃の気持ちを知っているからでもある。

             

            野球やサッカーでプロを目指そうとする人も同じではないか。

             

            カツオ一本釣り漁船であっても、水産高校卒業生だけに絞らず

            趣味の釣りからプロの釣り師になろうとする人への門はきちんと開いてあげるべきだ。

             

            カネシメイチの小山常務と数年前、この話で酒を交わしたことがある。

             

            この考えを受け入れていただいてからは順調に後継者の確保ができている。

             

            マグロ漁船であっても、カツオ漁船であっても

            歴史がある分、どうしても慣例的なものに縛られてしまう。

            「今までもこの方法でやってきたんだから、これからもこの方法で行く」

            この考えを完全に否定するわけではありませんが、時代は刻々と変わっていくものであり

            経験を今の時代に合わせること自体に無理があることは沢山あるはず。

             

            考え方一つで状況が変わる可能性があるので、無理とは言わず

            少しずつ時代に歩み寄る姿勢が船側にも必要なんだと思います。

             

            こんな考えを数年前から持っていたため、カツオ一本釣り漁船を世に知らしめる大きなチャンスが来た時に

            即座に対応することが可能だったわけです。

             

            私の夢である「若手乗組員で溢れる港」は

            時代にあった環境を創りだした故の結果です。

            変えようのない難しい部分もあると思いますが、諦めずに出来るところから時代に歩み寄ってみましょう。

             

            遠洋カツオ一本釣り漁船は2月には漁期切り上げとなり長期休暇に入ります。

            操業開始は3〜4月頃になりますので、乗船希望(未経験者可)の方は宮城県北部船主協会(担当・吉田)まで

            ご連絡ください。

            よろしくお願いします。

             

             

            長い間、海岸を見失うだけの覚悟がなければ、新大陸を発見することは出来ない。

            アンドレ・ジッド
            (19〜20世紀フランスの小説家、ノーベル文学賞受賞、1869〜1951)

             

             

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            乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
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            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | メディア掲載 | 14:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            新年あけましておめでとうございます!
            0

              新年あけましておめでとうございます!

              皆さまはどのような年末年始をお過ごしだったでしょうか。

               

              私と言えば、年末の大掃除が終わらず

              年を越しても大掃除が続き(笑)

              普段の怠けが大きなしっぺ返しとしてわが身に降りかかる

              そんなお正月でございました。

               

              これは1年前の更新にも書いた文章ですが

              今年もまったく同じお正月でした(笑)

              本当に進歩がないというか、成長しないというか。

              それも、これもお正月なんで、良い事にしましょう〜(笑)

               

               

              本日は平成29年第一回目の更新。

              昨年も多くの方々からお問い合わせをいただき12名を洋上に送り出すことができました。

              例年のペースからみれば若干少ない数字ではあるものの

              受入れ数の問題ではなく、最終的に何人を幹部船員まで育て上げることができるのかが問題です。

              でも、どうしたものか

              受入数の多さだけが前面に出てしまうんですよね。

               

              今までにない、大規模な新人受入れを行っているので

              そこに注目が行ってしまうのは仕方がないというか、逆にありがたいことかもしれませんね。

               

              このリクルートブログ「漁船員になろう!」も2月1日で5周年を迎えます。

              ブログが話題となり、人が集まりはじめ、各メディアからも注目を集め

              ドキュメンタリー番組にもなりました。

              気仙沼市や宮城県からも応援をいただけるようになるなど

              皆様方の熱い応援のなかで、5年という時間を突っ走ってきた感はあります。

               

              また今年も新しいことにチャレンジし続けながら突っ走っていこうと思います!

              リクルートブログ「漁船員になろう!」

              たかがブログ、されどブログ

              今年はどんな事をしでかすのでしょうか。

              もうワクワクが止まらない平成29年であります!

               

              私も今年で47歳。おっさんの大冒険がここから始ります。

              皆さま、応援のほど、よろしくお願いいたします。

               

               

              英語ができないフランス語が出来ないなどと言っていたら、一生外国など行けないのだ。
              男は、一度は体を張って冒険をやるべきだ。

              植村直己
              (冒険家・登山家、1941〜1984)

               

               

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              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 13:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
              平成28年最後の更新となります。
              0

                今日は平成28年12月28日。

                今年最後の更新になると思います。

                 

                今年も多くの若者と出会うことができました。

                17人の若者を洋上へと送り出し、さらに3人の内定を得ることができました。

                合計20人の若者を受け入れたことになります。

                 

                残念ながら乗船に至らなかった人を含めれば

                何人と出会ったことになるのでしょうか。

                 

                 

                それと同時に

                船を下り気仙沼港を去った若者も複数おります。

                受け入れた船に起因するもの、乗船した本人に起因するもの

                理由は本当にさまざまです。

                 

                 

                私はその理由を真摯に受け止め、次なる活動に生かしていかなければなりません。

                 

                 

                震災の傷跡生々しい平成24年2月にこのブログが誕生し

                来年2月で丸5年となります。

                このブログの評判は、私の想像をはるかに上回り

                またたく間に全国に知れ渡りました。

                 

                それはマグロ延縄漁業界を越え、他漁種の方々にまで広まり

                気仙沼まで私の話を聞きに来て下さる方まで多くいらっしゃいました。

                遠くは沖縄県まで。

                5年前には想像もつきませんでした。

                 

                 

                3月にはNHKのドキュメンタリー番組の撮影が入り

                5月と7月の2回に渡り全国放送までされました。

                この番組を見たという、多くの方からメールやお手紙をいただいたり

                お声掛けをいただき、本当に感謝しかありません。

                 

                 

                 

                 

                1人、1人の若者と真剣に向き合い

                1人、1人の若者を心から応援し続けてきたら

                5年という月日が経ち

                87人の若者を洋上に送り出していました。

                 

                今のペースですと、平成29年内には受入れ100人を達成することとなるでしょう。

                そしたら、1人でこっそりお祝いでもしようかな(笑)

                 

                この手法で後継者を確保しようと行動し始めたのは私かもしれませんが

                今まで続けてこられたのも、5年たっても乗船申し込み数が減らないのも

                受入れる船主さんはもとより、周りの皆様のおかげとしか言いようがありません。

                 

                 

                来年も心を引き締めて、また1人1人と向き合い、積み重ねていくしかないようです。

                 

                来年早々には石川県出身の17歳の少年が洋上へと旅立ちます。

                1年半も前から私に厳しく言われても、断られても

                マグロ漁船員になりたいと訴えかけてきた少年です。

                大人しい少年なのですが、私がその情熱に押し切られた感じです。

                 

                 

                この少年を皮切りに、平成29年は何人と出会うことができるでしょうか。

                そんな活動から、日本唯一の漁師リクルーターなんて呼ばれ方もされはじめ

                私自信、「あ〜俺の仕事は漁師リクルーターって言うんだ」と思いました(笑)

                それが私の役割なのであれば、素直に受け入れようと思い

                名刺にも漁師リクルーターの文字を入れ、今では自ら名乗ってます(笑)

                 

                 

                 

                来年も新しい若者をどんどん受け入れるのもそうですが

                若者がしっかり定着していける環境づくりを軸に考えていこうと思っています。

                いろいろチャレンジが過ぎると、今年のスケジュール表のようなことになりますので

                「ほどほど」をテーマに頑張ります(笑)

                私も47歳になりますので〜

                 

                 

                宮城県北部船主協会も明日で仕事納め。

                嬉しいこともあり、心折れそうな時もありましたが

                皆に支えられて、乗り切ることができました。

                来年も笑顔で過ごせるよう、仕事を楽しみたいと思います。

                 

                 

                このブログをご覧の皆様。

                今年もお世話になりました。

                来年もこの「漁船員になろう!」をよろしくお願いいたします!

                 

                 

                 

                 

                自分が世界を変えられると本気で信じている人こそ、本当に世界を変えている。

                スティーブ・ジョブズ

                 

                ※12月30日〜1月3日まではお休みをいただきます。

                その間のお問い合わせは、メールまたはブログのコメント欄にていたしますので

                よろしくお願いいたします。

                 

                 

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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 15:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                水産高校卒、短期で免状取得!?
                0

                  ちょっとまえの記事になりますが

                  平成28年12月19日付水産経済新聞一面にでこんな記事が掲載されました。

                   

                   

                  【水高卒、短期で免状取得】

                  水産高校卒業者が短期で海技士免状を取得できる方法を検討しているとのことです。

                  高齢化が進む中、短期で航海士や機関士が誕生するシステムなのであれば、業界としてとても大歓迎です!

                   

                  さっそく読んでみましょう。

                   

                  自民党の水産基本政策委員会(石破茂委員長)で16日、水産高校卒業後、海技士資格(4、5級)を早期に取得できる

                  検討案が水産庁から示された。

                  水産高校本科3年卒業後、1年の乗船実習コースを履修すればすぐに免状取得を可能とする案。

                  実習コース履修中は国の事業で年間150万円の支援も盛り込んでいる。

                  水産庁は、平成30年4月の実施を目指し検討を進める。

                   

                  新たな幹部候補生の養成が期待される水産高校だが、卒業で筆記試験は免除されるものの

                  現行では一定の乗船履歴(4級で1年9か月、5級で1年3か月)を経ないと口述試験の受験資格が得られない。

                  幹部船員の不足が深刻化する現状で、どう資格取得者を増やすか、これまでも委員会の中で活発な議論が行われてきた。

                  今回、水産庁が示したのは、専攻科などとは別に新たに「乗船実習コース」を設ける案。

                  6か月の乗船実習を含む1年程度の履修を経れば、その期間中に口述試験を受け

                  卒業後すぐに免状取得が可能となる仕組みだ。

                  (中略)

                  コース履修を経て就職すれば、試用期間に当たる「履歴限定(3か月)」を経て幹部船員として乗船が可能。

                  海上技術学校(乗船実習科)同様に、卒業後すぐに幹部船員への道が開かれる。

                  コースの実習は水産高校の他、水産大学校、漁業学校、水産試験場など様ざまな教育・研究機関が検討されているが

                  水産庁の漁政部長は「文部科学省や国土交通省とも調整し、平成30年の実施を目指す」と

                  早期実現の方向性を示している。

                   

                  これは素晴らしい!

                  水産高校を卒業、そのまま乗船実習コースに進学し卒業すると受験資格が発生し

                  即座に海技士試験を受験できるという、新しいスタイルです。

                   

                  同じように、卒業すれば受験資格が発生する「専攻科」とはどう違うのか?

                  専攻科は2年間となり、より高い免状となる3級海技士取得を目指したものであり

                  乗船実習コースは、筆記試験免除となる本科の資格を活用し、それを短期で形(免状)にしようというものです。

                   

                  水産高校本科を卒業し、そのまま乗船すると5級海技士で1年3か月、4級海技士で1年9か月の不足の乗船履歴を

                  経る必要があるのに、そこが1年に軽減され

                  なおかつ、教員がついたなかでしっかりと勉強してから海技士試験に挑むことができるのですから

                  乗る側も雇う側も願ったり叶ったりというところでしょうか。

                   

                  ちなみに、海上技術学校(乗船実習科)というのは、海上技術学校を卒業した希望者が

                  本科とは別に6か月間の乗船実習を行うコースの事を指します。

                  このコースを履修することで受験資格が発生しますので、乗船実習コースはこれと同じ考え方になるということです。

                  本科に設置されているコースではありません。お間違えのないように。

                   

                  どうせなら履歴限定の3か月も必要ないじゃないかと思う方もいらっしゃると思いますが

                  海上技術学校、海上技術短期大学校を卒業したばかりの方の海技士免状をみますと

                  甲区域、乙区域については船の大きさを問わず、船舶職員としての届出ができない(Unpermitted)と書かれております。

                  ただし、丙区域(沿海区域)の200t未満の船舶においては船長まで届出が出来るという限定付の免状なのです。

                  それを解除するのに3か月の乗船履歴を要するという考え方になります。

                  気仙沼の遠洋マグロ漁船や近海マグロ漁船は甲区域または乙区域なので、この3か月は避けることができません。

                   

                  この3か月の履歴限定を解除して初めて、一等航海士等になることができます。

                  船長になるためには、一等航海士で2年間の乗船履歴を附し、さらなる履歴限定の解除をしなければいけません。

                  ちなみに甲板員のままの乗船履歴だと3年を要します。

                   

                  ただ「履歴限定」というのがやっかいで、自動的に解除されないのです。

                  3か月で限定解除とはいうものの、日本の海事事務所等の役所に解除申請をしない限り解除されないシステムになっていますので

                  1航海に1年を要する遠洋マグロ漁船の場合は、解除するまでに結局1年を要してしまうことになるのです。

                  それでも、今までよりは効率的に免状を取得できると思いますので

                  是非とも早期実現を願うばかりです。

                   

                  少々気になるのですが、海技士(航海)を取得し、航海士や船長になろうとする場合には

                  必ず第1級海上特殊無線技士の資格が必要になることは、、、忘れてないですよね?大丈夫ですよね?

                  何も書かれてないですが、、、、

                  それはそれで別に取得してくれというのであれば、記事にあるようにスムーズにいかないですよね。

                   

                  私としては、もう一つ考えていただきたい事があります。

                  水産高校の養成施設の種類は、5級海技士が圧倒的に多いのです。

                  一方、大型漁船で船長や機関長になるためには特例を使用しても最低4級海技士が必要となります。

                   

                  5級海技士の養成施設となる水産高校を卒業した後に、5級海技士を取得せず一気に4級海技士を受験しようとすると

                  水産高校卒業のメリットは全て失われ、最初から3年の乗船履歴を附し、筆記試験と口述試験の両方を正規に受験しなければなりません。

                  養成施設である水産高校を卒業した時点で5級海技士相当の知識はあると認められるわけですから

                  5級海技士養成施設の水産高校を卒業し、一気に4級海技士を取得しようとした場合には

                  何らかの軽減措置があっても良いと思うのが私の持論です。

                   

                  これは水産高校の先生でも知らない方が多いので、問題提起されていないと思うのですが

                  是非とも、ご協議いただきたいと思います。

                   

                  とりあえず5級海技士を取得して一等航海士や二等航海士で乗船すれば

                  1年後には4級海技士の受験資格が得られるので、軽減措置の必要なしという判断もあろうかと思いますが

                  乗船実習をしたとはいえ、素人同然の人を一気に航海士に就任させるわけにもいかず

                  どうしても一般乗組員として雇用せざるをえません。

                  ですから、単純に1年後に受験できるということにはならないわけです。

                   

                  4級海技士を受験するためには、3年の乗船履歴を附した後、いったん下船して

                  2か月の養成訓練を受けたうえで受験するスタイルが一般的なので、雇う側とすれば

                  乗船前の段階で4級海技士を取得していただいた方が理想ですし、スムーズです。

                   

                  こんな方法はどうでしょうか。

                  5級海技士養成施設である水産高校を卒業し、乗船実習コースを履修した方には4級海技士受験のチャンスも与えてあげる。

                  当然、4級海技士の筆記試験は正規に受験(できれば軽減してほしい)し、口述試験も受験する。

                  そして、合格者には免状を付与する。

                  この場合、4級海技士免状取得後の履歴限定は、船舶職員としての届出が一切できないという厳しい限定を課し

                  1年〜2年の乗船履歴を附したうえで、海事事務所等に解除申請をすれば船舶職員として届け出ることが可能とした方が

                  良いと思うのですがいかがでしょうか。

                   

                  先に申し上げた通り、海技士(航海)の場合は

                  法律上、第一級海上特殊無線技士の資格も併せて取得していないと

                  いくら海技士免状を持っていても船舶職員になれませんので

                  併せて取得するようなコースに設定していただきたいですね。

                   

                  皆さま、ご理解いただきましたでしょうか?

                  複雑な制度ですから、説明するのも大変です。

                  これを機会に、スムーズに海技士免状を取得できる制度にしていただきたいですね。

                   


                  大切なのは奇抜なことだ。奇抜であるということが未来を開くカギになる。

                  フランソワ・ミシュラン
                  (元・ミシュラングループ最高経営責任者)

                   

                   

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                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 09:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  人を育てるコツは仕事を教えないこと!?
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                    クリスマスイブの12月24日(土)。

                    宮城県仙台市出身の20歳の青年が近海マグロ延縄漁船(149t)で出港とのことで

                    見送りに行ってきました。

                     

                     

                    お祝いの品も用意して港へ向かいます。

                     

                     

                    この船は乗組員全員が日本人船員という、今となってはかなり珍しいスタイル。

                    その中には神奈川県出身のYくん(34歳・乗船4年目)や

                    地元出身のGくん(26歳・乗船8年目)などの若い船員も乗っているので

                    少し安心した気持ちで見送りにきました。

                     

                    彼の実技研修を担当した小山講師も見送りに来てくれました。

                    もう、子や孫同然で接しているので心配なのでしょうね〜

                     

                     

                    乗組員同志の交流は出来ており、どこを見ても笑顔でいっぱいでしたよ!!

                     

                     

                     

                     

                    すっごくいい笑顔だね!

                    漁労長さんとも少しお話させていただきました。

                     

                     

                    私は「新人、よろしくお願いします」と頭を下げました。

                    すると漁労長さんから返ってきた言葉は意外なものでした。

                    「大丈夫だよ。1航海、乗ってるだけでいいんだよ」

                    「仕事はほとんどさせないから。乗ってるだけでいいんだ」

                     

                    私の頭は「?」状態。

                    「仕事は教えないのですか?」

                    「教えないよ」

                    「仕事を教えると怒ることになる。怒られた方はそれで仕事が嫌になってくる」

                    「簡単な同じ仕事ばかりさせていると飽きてくるから、新人の方から仕事を教えてくださいって言ってくる」

                    「そんなときに覚えたいという仕事だけ教える。その繰り返しだ」

                    「少しでも新人が怒られる回数を減らしてやるんだよ」

                    「俺はそうして皆を育ててきた」

                    「逆の発想だよね(笑)」

                     

                    なんか目からウロコ。

                    全員日本人船員で、同じように教育されてきたから出来ることではあるけれど。

                    あの船は特別だ!!と切り捨てるのではなく

                    他の船もこの考え方を意識するだけで、育成の仕方が少しは変わって来るのではないかと思います。

                     

                     

                    漁労長も船に戻り、船長と出港後の航路について話してました。

                    時間も迫ってきました。

                     

                     

                     

                    さあ、いよいよ出港の時です。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    がんばれよ〜〜!!

                     

                    皆さん、新人くんをお願いしますね〜

                    Yくんも、Gくんも彼を頼んだよ〜〜!

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    船は動き出してしまえば一瞬です。

                    あっという間に小さくなっていきます。

                     

                    今頃は船酔と闘っているだろうか、船酔いは無かっただろうか。

                    こんな小さな情報は基本的に入って来ないので

                    陸で応援している我々は彼を信じるしかありません。

                     

                    がんばれよ!!!

                     

                     

                    失敗をしない唯一の人とは、何もしない人である。

                    セオドア・ルーズベルト
                    (第26代米国大統領、1858〜1919)

                     

                     

                     

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                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 確保育成活動 | 11:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    今年も大詰めだなぁと思う。
                    0

                      ブログを書いてる今日が12月22日。

                      今年も終わりに近づいてますね〜残るは9日。

                       

                      この平成28年の一番の出来事は

                      やはりNHK「きたれ!マグロ漁師」ですね〜

                      自分の活動がドキュメンタリー番組となり、全国放送されるというのは

                      誰しもが経験できることではないので

                      本当に貴重な体験でしたね!

                      視聴率も正確なところは教えてもらえませんでしたが

                      放送日、放送時間などを考慮すると十分な数字だったみたいです。

                       

                      この番組のおかげで、さまざまな方にお声掛けいただいたり

                      新しい出会いがあったりと、本当に素晴らしい体験でした!

                       

                      こんな素敵なポスターも作っていただきましたね!

                       

                       

                      このクリスマスイブには、仙台市出身の二十歳の若者が近海マグロ漁船で洋上へ旅立ちます!

                       

                       

                      まったく海とは関係のないスポーツ一家に育ちましたが

                      やりがいと強い人間になることを求めて、海の男を目指してきました。

                       

                       

                      初航海を祝う贈り物も用意し、私はその日を静かに待とうと思います。

                      出港風景は次回更新でお伝えしますね。

                       

                      洋上でがんばっている新人くん3人から洋上日誌が届いたので

                      その返信もしましたし

                      昨夜遅くには、ほぼ地球の裏側、ラスパルマスに入港した若手船員から電話がありました!

                       

                       

                      夜中の12時過ぎに20分以上も話しちゃってます(笑)

                      若者が私のようなおっさんと話すことで気が晴れるのであれば

                      いつでも、何時でも応対しますよ〜!

                      こうしてくれるだけで本当に嬉しいですよ!

                       

                      三陸新報でマンスリー連載している「海の男にあこがれて」

                      この最新原稿が洋上から届きました!

                       

                       

                      これは来年1月か2月に掲載する予定です。

                      皆様も楽しみにしていてくださいね!

                       

                      この原稿と同時に、洋上の姿も複数送られてきました!

                      そのうち2枚を紹介。

                       

                       

                       

                      2枚目の写真の笑顔はいいですね〜!

                      左に居るのが原稿を書いたMくん(宮城県仙台市出身・26歳)

                      出港から約半年が経過したころかな。

                      右にいるのがIくん(愛知県豊橋市出身・22歳)

                      Iくんの方が若いけど、中学卒業後すぐに乗船したので

                      乗船歴7年のベテランで、海技士資格も持ってます。

                      これでも士官です。偉いんです(笑)

                       

                      怪我などしないように本当に頑張って欲しいですね!

                      彼らのような若者が港に溢れ、この笑顔で埋め尽くされるのが私の夢。

                      どんなことをしたら彼らが喜ぶのか、彼らの為になるのか。

                      そんなことばかり考えいます。

                       

                      洋上でがんばる彼らですが、これが気仙沼港の未来に直結します。

                      いくらお金があろうが、英知を結集しようが

                      彼らの笑顔がなければどうにもなりません。

                      大型の船は巨大な鉄くずとなり、魚市場も廃墟となるだけです。

                      このことを多くの方に知って欲しいと願っています。

                       

                      彼らの笑顔があってこそです。

                       

                      今年の残された時間で、この1年を振り返り

                      反省点はすべて平成29年に反映させていきたいと思います。

                      ラストスパートですね!

                       

                       

                      この世は興味あるもので満ち満ちている。

                      こんな素晴らしい世界で、

                      だらだらと人生を送るのはもったいない。

                      デール・カーネギー
                      (米国の実業家、作家、ビジネスセミナー講師 / 1888〜1955)

                       

                       

                       

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                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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